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更新料裁判の判決
7/15の判決。

とても注目していたのだけれど、有効との内容で
まずはほっと一息。

判決文がネットで見られるようになっていて
すごく便利。

判例検索システム
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0020Recent?hanreiSrchKbn=02&recentInfoFlg=1

判決文を見て知りたかったのは
判決理由の根拠。
結果だけ聞いても良く分からないので。

主文結構面白い。
(理解が間違っていたらご指摘ください。)

上告人=大家、被上告人=借主。
(大家が高裁で負けて上告したので、訴えられた側だけど上告人)

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1.下級審の裁判の判決を取り消す。
  但し、借主の修繕負担金 返還請求部分は有効。

2.前判決を取り消したので借主の請求は棄却。

3.大家の更新料以外の訴えは棄却。

4.更新料は有効なので
  未払いの更新料の残金を利子付きで払え。
  (7万6000円、年利5%)

5.訴訟費用は25%は大家、75%は借主が払う。
  二人の間で発生した費用は借主が払う。

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面白いと思った内容。

1.修繕負担金 返還請求部分が有効な理由が
「上告理由を記載した書面を提出しない。」

大家。どうしたんや。(笑)
修繕明細はないのか。w
提出しない理由が気になる。

3万8000円の賃料に対し、
定額補修分担金12万円はちと高い気もするけど
全てを破壊していくデストロイヤーwもいるので
保険としては高額ではないな。
12万でも足出る時あるし…。

4.最高裁まで行ったのに争った額は7万6000円。(笑)
ここまで行ったら互いに意地なのか、弁護士団のせいなのか。w

5.訴訟費用が按分計算。
最高裁判決は2人の共同利益ってことね。ラヴ。

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それで判決の本体部分だけど
借主は「消費者契約法第10条」に違反しているので
契約の更新料部分は無効と訴えた。

<消費者契約法第1条>
この法律は、消費者と事業者との間の情報の質及び量並びに交渉力の格差にかんがみ、
事業者の一定の行為により消費者が誤認し、又は困惑した場合について
契約の申込み又はその承諾の意思表示を取り消すことができることとするとともに、
事業者の損害賠償の責任を免除する条項
その他の消費者の利益を不当に害することとなる条項の全部又は一部を無効とするほか、
消費者の被害の発生又は拡大を防止するため
適格消費者団体が事業者等に対し差止請求をすることができることとすることにより、
消費者の利益の擁護を図り、もって国民生活の安定向上と
国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。

<消費者契約法第10条>
民法、商法その他の法律の公の秩序に関しない規定の適用による場合に比し、
消費者の権利を制限し、又は消費者の義務を加重する消費者契約の条項であって、
民法第1条第2項に規定する基本原則
(権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない。)に反し
消費者の利益を一方的に害するものは、無効とする(同法10条)。

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それで最高裁の判断は

1.更新料は慣習として広く行われており公知のものである。
2.更新料が公序良俗に反していないことは過去の判例から明らか。
3.契約書に明記されている。
4.双方合意して契約している。

の4つの理由により消費者契約法が適用される条件
「消費者と事業者との間に看過し得ないほどの情報量、交渉力の格差」は存在しないと判断した。

つまり借主が誤認するような契約じゃないですよね、ってこと。

消費者契約法の条文だけ読むと
争点は多分10条じゃなくて
(1条が成立しないと10条が適用されないので)
”契約書に誤認する内容があった”って
主張しなけりゃいけなかったんだな。

でも賃貸借契約の契約書は、契約書の中では
短くてよく出来てる上に
宅建主任者が重説して、合意の署名をするから
誤認を主張するのはもともと厳しいよね。

決まるまではハラハラしたけど
終わってみれば、借主に取って勝ち目が薄かったことが分かった。

私がこの裁判で一番嫌だったのは
一度交わした契約が無効になるかもしれなかったところ。
契約=約束したのに、って。

約束したのに、後から無効にできるなら
契約書の意味ないじゃん。
このまま契約書の効力がなし崩しになったら
怖くて商いできないなって思ってた。
だから大変ほっとしています。

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おまけ

消費者契約法で訴えるなら、どっちかっていうと
保険じゃないの?と思う。w
あの約款、どうにかならないのかしら。
請求したら思ってたのと違ってた、ってしょっちゅうだし。
保険屋だって間違えるのにさ。
弁護士の次のメシのタネ。(笑)

haru

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